カワセミ・フォトアートギャラリー「飛翠の舞」Kindle本好評発売中

本ブログの開設にあたって

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Kindle本写真集「カワセミ・フォトアートギャラリー『飛翠の舞』( https://amzn.asia/d/9XWA15q )については、今回初めての出版だったのもあり、どの程度の解像度・画質で作ればよいか随分悩みました。
もちろん羽毛の解像具合など特に見てもらいたかったのですが、解像度をKindleの推奨数値以上に上げるとそれだけ容量も重くなりますので、(不本意ながら)1ページ2000ピクセル×2000ピクセルに留めることにしました。
まあ、ぎりぎり許容範囲ってところでしょうか?
なお、今後は一段と高解像度の写真をお見せできるよう、本ブログコーナーかあるいはサイト内にギャラリーコーナーを設けるかして、厳選して掲載・紹介していくことも考えております。

ところで、私は本来フォーサーズ&マイクロフォーサーズに限らずさまざまなフォーマットでいろいろなカテゴリーの撮影を(学生時代から)何十年とやってきました。
それがその後自分の就いた職の忙しさもあって徐々に薄れつつあった写真撮影への関心・熱意が、2000年前後のカメラ業界のフィルムからデジタルへのシフト以降再び強く蘇ったのです。
何が面白くなったかと言えば、レンズのクオリティの差がよりはっきりと分かるようになったということに尽きますね。
これはほとんどフォーサーズ&マイクロフォーサーズの誕生のおかげに他なりません。
この時期、カメラ各社には悩みがありました。その一つが、それまでのフィルム時代のレンズ資産をデジタル時代に引き継ぐのか、否か。

ここでは技術的な詳しい話は控えますが、新たなデジタル時代の新フォーマットをデザインするにあたり、従来のレンズを引き続き使えるようにするのか、あるいはそれはあきらめてデジタルに最善・最適なフォーマットを打ち立てるのか、難しい選択だったはず。
そこへさらにミラーレス技術の登場となったわけです。
なので、私たちユーザーも混乱しました。
フォーサーズに乗り換えたと思ったら、今度はマイクロフォーサーズかよ、と。
でも当時のパナソニックやオリンパスの戦略は見事だったと思います。
まあ、一方で従来のレンズが使えるよう互換性に配慮してデジタル一眼カメラ時代にシフトしていかざるを得なかったメーカーの思惑もよく分かります。

そしてパナソニックやオリンパスの技術者の方々の未来を見据えたデザイン、フォーマット化の一仕事には本当に敬服します。今のこれほどまで理想に近づいたと言えるレンズの商品化やセンサー制御技術の進化を見通していたのか、と。

はい、というわけで今回はイントロということでここまでです。
この話の続きはおいおいやっていきたいと思います。

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この記事を書いた人

カメラ、ビデオ、そしてドローンと自然・野生の生き物、スポーツ分野を中心に撮影、画像処理・映像編集を手がけるフォト-ビデオクリエイター

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